移住

日本で英語を話せる人が少ない理由

こんにちは@Rongbrazilのロンです。

今回はなぜ日本で英語を話せる人が少ないのかブラジルを交えて解説したいと思います。

まず前提として「英語を話す」ということはある程度の文法の知識を持って他人と英語で意思疎通ができるということとします。

早速日本人から解説します。

なぜ日本では英語ができないのか

例えばパッと無作為に50人ほど日本人を集めるとその中で英語を話せる人は5人ほど、その中でもめちゃくちゃうまく話す人は1人いるかいないかでしょう。

日本を含め東アジアにおいては読み書きができるものの話すことなどができないと世界中に認知されています。
根拠としては乏しいのですが今まで出会った外国人は皆日本人は英語ができない、下手くそ発音くそ、と言っていたからです。実際に僕の周りを思い出してみるとうまく話せていたのは海外で何年も住んでいた帰国子女ぐらいでした。

いくら英語の勉強をしていても全然言っていることが分からない。それなのに日本語ではカタカナ英語を頻繁に使うという問題も起きています。

これにおいて理由を少し考えてみました。

ある方は
「そもそも英語ネイティブが少ないからだ」
「日本語を喋ればいいじゃないか」
こうした理由を思いつくかもしれません。

僕の今までの経験で、まず他人のせいにする人間は
周りに責任をなすりつけ改善しようという努力が見られませんでした。

実際にネイティブの外国人の先生は多くはなかったでしょう。
しかしある程度の生活が保証されている日本では教材が手に入らなかったほど貧乏だった人はほとんどいないです。

識字率も高く、最低限高校までの学歴を持つ人はたくさんいます。

しかし集団を大事にするという日本の文化では、秀でた人がいた場合、その人を笑いものにして、立ち上がれないように、失敗を認めないという文化がありました。

例えばちょっとイケメンで目立つ生徒には先輩から「お前調子乗ってんな」
全く何に調子を乗っているのかわかりませんがとりあえず目立つやつは許さないという風潮がどこにでもあったと思います。

以前、外国人と日本人のミックスのダンサーの方はこう言っていました。
「日本人になりたかった」

彼女は国籍上日本人でした。ただ混血のため見た目が日本人じゃなかったのです。
そうした結果上記のように「お前調子乗ってんな」と似たような状況が起こったのです・

英語に関しても同じことが言えます。
This is an apple.
ディスイズアンアップルとクラス全員が口を揃えていう中で
一人だけ流暢に話そうとすると皆が笑い物にする。先生はそれを止めない。結果としてこの生徒は笑い物にされたくないがために下手くそな英語を学習する羽目になる。

今でこそ英語が話せてかっこいいというような風潮が出ていますがまだまだ話せる人は多くありません。

こうした集団に当てはめようとする行為は英語のみならず日本の生活において全て当てはまると言えます。
「私たちがこうやってるからこうして欲しい。」

効率を考えるとこうした方がいいとわかってそれを伝えても何も変えない。
これが当たり前なのです。
そして「じゃあやってみなよ」と言われやってみてもしできなかった場合は
「ほら、今までの方が良いじゃん」

できた場合は「私が押してあげたんだよ」と鼻の下を伸ばす。

日本では黙ってうなずくサラリーマン以外にとっては生きにくい国です。
島国で変化を恐れてきた文化的特性もあるかもしれません。

もちろん日本の漫画や食文化は見上げたものが沢山あり素晴らしいと思っています。
そうしたものがあるからこそ、もっと柔軟に変わることができれば発展できるのになと日々思っています。

ブラジル人と過ごしてどう感じたか

正直にいうとブラジル人の大半が英語を話せません。ほとんどの人が話せないです。
まずこの話せない理由を端的に述べると英語の教育がないから。

お金がないから。

そもそも識字率からしてだいぶ異なり、英語の授業は公立校では教えてくれません。
英語を学べるのは一定の財を持った人間のみです。

その一定の財を持って教育を受けた人と日本で教育を受けた人の間に、本来相違はないはずです。
(もちろんポルトガル語と日本語では前者の方が似ていますが)

こういう違いを含めても圧倒的にブラジル人の方が英語をうまく話せます。

なぜかというと文化的違いがあるからです。

先ほど日本では集団を大切にすると述べましたがブラジルにとって集団というものはありません。
なぜなら移民で構成され、その移民でも混血が生まれ、同じような個体が存在しないからです。

「集団に従え」と言っても、従う集団というものがありません。
一人一人異なり、親が話す言語も違ったり、学ぶ言語も異なったりするため「馬鹿にする」ということがなく
個人を尊重するのが当たり前なのです。

ブラジルにくるとインディアン、黒人、白人、アジア人、様々な人種がいます。
こういう環境の中で「おい、このアジア人!」なと差別的な呼び方、扱いをすると人種を尊重しないというレッテルを貼られてしまいます。

一方日本では日本人(日本のDNA)を持った人間が大多数なので「違う」ということが顕著になり、そのことで何か述べたとしても周りは皆、同種なので同じような同調圧力が働きます。
以上が日本の人が英語を話せない理由でした。

もっと日本の人に海外にでて多文化と共生してみて欲しいですね。

ABOUT ME
ロンさん
ブラジルが好きでブラジルに良く行きます。ポルトガル語なども呟いてます。現在は翻訳やデザイナーとして生計を立てています。