31日から11日までリヴィウをひたすら探索してました。更新できなかったのは体調を崩したり、環境変化に適応できずに意気消沈してたことが原因です。
ごめんなさい。
今回もキエフ(キーウ)のとき同様に以下の4つの項目で分析してみました。
英語力
これは結構衝撃なんですが、リヴィウは英語があまり通じません。キエフ(キーウ)では結構割と若い人ならみんな英語通じてたまに英語できない女性店員が超かわええとかいってたんですが、リヴィウでは結構な頻度で話せない人に遭遇します。
レストランに英語のメニューがなかったり、アジア系の観光客があまりいないので多角化されていない感じですね。
一応リヴィウは日本でいう京都のような観光都市で歴史地区と言われる中心街は世界文化遺産に登録されていて非常に歴史的価値の高い都市ではあります。
とはいってもウクライナを目指して旅行する層もなかなか少ないので近場のポーランドからの観光客がほとんどのようです。
西ウクライナは特にポーランドと歴史的にも地理的にもかなり近く、言語も勉強していなくともある程度通じるようなので、そもそも英語が必要ないというのもあるかも知れません。
IT clusterというIT特区もあるんですが、そこでは当然のようにみなさん英語はペラペラなようでした。給与も平均で300から400ドル程度なのですが、IT特区ではその倍近くはもらえるようです。
物価
ホステルに泊まっている韓国人留学生に聞いた話によると以前と比べると物価は3倍ほど上がったそうです。とはいってもその事実を知らなかったとしても驚くほど安いです。
インターネットはキエフ(キーウ)と同じですが、10GBでも200円程度、レストランは200円から800円程度といった水準ですね。ホステルも6ドルから9ドルくらいが相場です。
パブはレストランに比べ少し高いんですが、そうはいってもパルチザンの地下壕や中世ヨーロッパRPGダンジョン風、ランプだらけのパブ、ウィップで叩かれまくるマゾヒストパブなど本当に楽しいアトラクション?がいっぱいあります。
不動産
キエフ(キーウ)と比べると建物の大きさが小さく古いので、すごく安いです。
例えばこの物件でいうとIT特区の近くなんですが、50平方メートルのワンルームで10階建9階で約600万円程度になります。
ものによっては200万円、300万円もざらにありますし、一軒家6部屋郊外で900万円とかもゴロゴロあります。
とはいえ居住しないのであれば、こういった物件に投資するよりかは複合施設に投資する方が安全だとは思います。
歴史地区(中心街)はインターネットに情報が上がったいないのでおそらく商用価値が高く、売るのがもったいないという判断か、売りに出たとしても速攻で買い手が見つかるかだと思います。
実行できそうなビジネス
リヴィウはMinisoが大人気です。3店舗くらいあります。むしろ何か雑貨が欲しいと思えばそこしか買いにいくような場所がないです。何と言っても外資が進出してこないので、目新しいものができるとみんなが殺到するようです。なので日本風カフェや和食レストランなどは本当にめちゃくちゃ流行ると思います。江戸風に作った喫茶店で日本風のお茶とおにぎりとか売ったりたこ焼き(中身はタコでなくとも)売ったら結構いい線いけるのではないかと思います。

リヴィウもキエフ(キーウ)同様ITの発展が目覚ましいようで、IT企業x古都をイメージしたサービスが展開できるのであればなかなか面白いことができるのではないかと思います。
ただ、IT関連のイベントはキエフ(キーウ)と違って英語ではないようです泣。
知名度がアジアでは絶望的に低いのでホステル経営などは難しいかと思います。欧州のスタッフを雇って欧州向けにビジネスをやらない限りリヴィウではホステル経営は難しいです。もし雇うならポーランド人ですね。給与をポーランドと同程度渡せば雇えそうです。
最後に
僕はリヴィウが大好きです。コンパクトな都市でどこへ行くのにもトラムやバスや徒歩でいけるので、移動が楽です。日本の寿司は食べれませんし、キエフ(キーウ)のようにラーメンも食べられませんが、中華料理は本格的で美味しいですし、結局野菜やチキンが大量に安く食べられるので特に苦しいと思ったことはないです。気のせいか肌の調子がすごくいい気がしますね。
11月から3月ごろまで雪、または雨のシーズンらしく、基本的に空はどんよりしてるので、旅行で来る方はぜひ夏にお越しください。
僕はリヴィウが気に入ったので、できればここで起業してビザを取得したいです。リヴィウがダメならキエフ(キーウ)でもいいんでウクライナに住みたいですね。